若さって、なんだ
はぁ? うっせぇ うっせぇ うっせぇわ
引用元:うっせぇわ/syudou
急にこんなこと言われたらびっくりしちゃう。
公には出さないような言葉遣いと、妙に耳に残るメロディが相まって
とても売れているらしい。
で、子どもが面白がって歌うから、親たちは困惑しているそうだ。
十分に大人になった今は分かる。
子どもたちにはこういう言葉を使ってほしくない。
分かる、分かるんだけどさ。
盗んだバイクで走り出しちゃったり、
ドブネズミみたいに美しくなりたがったり、
ってしてきた訳ですよ、私たちも若かった頃に。
いつの世も、大人の想定を超える所こそが
若い脳には面白かったりするもので。
先日、3歳の甥っ子を預かって一緒にごはん食べてたら
急にハッキリとした口調でしゃべり出したのです。
夕方の狭い部屋で
こんな歌作っていた
できるかな
黄昏が訪れる前に
引用元:プレゼント/曽我部恵一
一緒にいたじいちゃんばあちゃんと顔を見合わせてしまった。
3歳児が突然「たそがれ」って・・。
インターネットのある時代で良かったです。
曽我部恵一BANDの曲でした。
妹が車でよくかけていて、自然と覚えてしまったみたい。
もちろん歌ってる本人は意味は分かっていない。
情景豊かな歌詞と3歳児のノリノリ具合とのギャップに
耐えられなく笑ってしまう。
そうやって笑ってる私にも幼稚園の頃に実績がある。
若さ 若さってなんだ
ふりむかないことさ
父が会社から帰ってきたら、玄関先で私と妹が熱唱していたらしい。
幼稚園児が 若さってなんだ?と問いかける。
その答えは、ふりむかないこと。
ふりむけるほどの長さの過去もないでしょうよ・・。
それにしても
歌っていた子どもの頃には、この歌詞の意味は分からなかった。
今なら分かる意味もある。
若さとはふりむかないこと、そうね。
でも。もう若くないとか、年取ったとか老けたとか、
そんなのどうだっていいじゃない、とも思う。
年齢?はぁ?うっせぇわ、ってドスを効かせて歌うのもいいかもしれない。